この度は私の記事を読んでくださりありがとうございます。早速ですが、今回は新潟県十日町市を中心に開かれている『大地の芸術祭』に参加してきましたので、そのまとめを簡単にご紹介します♪
私は時間がわずかしかなかったので、メインの会場である十日町・松代エリアのみを厳選して訪れたました。もし私と同じように、「なるべく短時間で、大地の芸術祭を満喫したい!」という方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけると幸いです!!
なぜ、十日町・松代エリアを選んだのか???
大地の芸術祭には、6つのエリア(十日町・川西・中里・松代・松之山・津南)があり、作品があちこちに点在しています。ではなぜ、今回私は十日町エリアと松代エリアを回ることを選択したのか? その戦略・プランを簡単にご紹介します。
大地の芸術祭公式サイトにもある通り、作品はただ一様に点在しているというわけではなく、6つの主要施設周辺にある程度集中しています。特にそれが顕著なのが、十日町エリアのMonET(越後妻有里山現代美術館)と、松代エリアのまつだい「農舞台」という施設です。全333点のうち、MonETとその周辺には○○点、農舞台とその周辺には○○点の作品が集結しています。どちらも徒歩圏内で、たくさんの作品を鑑賞できます!!!
この2つの主要施設周辺に展示されている著名な作家の作品としては、MonETには名和晃平「Force」やレアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest:空の池」、農舞台周辺に草間彌生「花咲ける妻有」などを実際に見ることができます。名和晃平と草間彌生は日本を代表する現代アーティストで、レアンドロ・エルリッヒは金沢21世紀美術館のプールの作品で知られる作家です。
またこの2つのエリアは、それぞれほくほく線の十日町駅とまつだい駅(隣同士の駅です!)から降りて回ることができます。MonETは十日町駅から徒歩10分、農舞台は駅の目の前にあるので、移動がしやすいのも利点です。また農舞台から松代城に向かう途中まで、送迎バスに無料で乗ることができるので、そちらもぜひ行ってみてほしいです。(3点ほど作品があります。)
実際に大地の芸術祭に行ってみた!①(スケジュール紹介)
ここから私の実際の動きをご紹介するのですが、正直これでもかなり忙しいコースとなっているので、ご注意願いたいと思います💦
- 10:52まつだい駅到着
- 農舞台にて検温・入場案内を受ける
- 農舞台施設内の作品を鑑賞(1時間程度)→農舞台の外にある作品を鑑賞(1時間程度)
- 12:30頃~ 昼食(駅建物内のレストラン)
- 13:30頃 松代城行きのバスに乗る→14:00頃 松代城到着
- 作品を見ながらまつだい駅に戻る
- 14:59 ほくほく線乗車
まず訪れたのは松代エリアです。駅の位置的な問題と、飲食店の関係で、こちらを先に訪れました。
周辺の地図を見るとよくわかるのですが、松代城は農舞台よりも高い位置にあり、その間をいくつかのルートでつなぐように、作品が並んでいます。バスは城付近の細い道の前で降りなければいけないので、最後の上り坂はとても大変でした。また降りる際には、私たちはとにかく時間がなかったので、送迎バスが通ったルート(駅・農舞台側から見て右側の道路)を避けて、真ん中の細い道を通り、最短ルートで駅に向かいました。
また個人的に時間のロスになってしまったのが、お昼ご飯の店選びです。農舞台の中にもレストランがあったのですが、60分のビュッフェスタイルのみの提供だったので断念。近くを歩き回り、駅の中にある「きくやキッチン」さんにお邪魔しました。この探す時間はかなりもったいなかったな、と思います。でも最終的に地元の食材・名物にこだわったおいしいランチをいただくことができたのは、大満足でした!
- 15:08 十日町駅到着
- 駅前の作品鑑賞
- 15:30頃 MonET到着、館内作品を鑑賞(2時間程度)
- 16:00頃 館内のカフェで休憩
- ~18:00 館の外の作品を鑑賞、隣にある道の駅でお土産購入
- 18:30頃 十日町駅に戻る
続いて、十日町エリアです。駅前はこちらのほうが栄えていました。
こちらでは、周辺の作品はすべて見ることができたのがよかったです。芸術祭公式グッズは農舞台でも販売されていましたが、こちらの方が品揃えがよかった印象があります。
MonETはドーナツ状の施設で、1階と2階をぐるりと回るように鑑賞をします。カフェやグッズショップは2階にあります。1階には、過去に大地の芸術祭に出品されたアーティストの追悼展示もありました。閉館時間は18:00だったので、ギリギリまで粘るかたちで、作品のすがたを焼き付けるように鑑賞できました。
実際に大地の芸術祭に行ってみた!②(まとめ・感想)
今回訪れた大地の芸術祭は、お祭りの非日常的な高揚感というよりも、現地の人々の生活・産業の中にアートが溶け込んで、象徴的に存在しているような感覚を感じることができました。例えば松代エリアの『棚田』は現地に実際にある棚田と稲作の様子をアートとして昇華させていて、学びの要素も多い作品でした♪
平面作品から立体作品、インスタレーションまで様々な形態の、様々な国・思想のアーティストの作品が一度に楽しめるのは、芸術祭の醍醐味ですよね!今回は非常に短い時間でしたが、それを存分に感じることができました。
皆さんもご時間のある時に、ぜひ大地の芸術祭を訪れてみてほしいと思います!!
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